平成29年 花まつり開催決定!

皆様、いつもNEO證誠プロジェクトを支えてくださり誠にありがとうございます。

メンバーそれぞれが多忙な毎日を送っているため、更新が滞り心よりお詫び申し上げます。

 

さて、来る平成29年5月13日(土)、本山で第三回目となる花まつりが開催されます。

今年も紙芝居やお茶席などをご用意させていただきます(*^_^*)

毎日家事や育児、お仕事などでお忙しいご家族の皆様には、少しでも心安らぐひと時を…

毎日発見やお勉強で大忙しなお子様には、また新たな発見と楽しさを感じていただけたら幸いでございます。

NEO證誠プロジェクトメンバー一同、心をこめたおもてなしをさせていただきますので、皆様お誘いあわせの上、是非お気軽にお越しくださいませ!

 

日 時:平成29年5月13日(土)

時 間:午前9時~

場 所:鯖江市横越町 本山 證誠寺

料 金:茶席おひとり様500円(茶席でお菓子をお出しする際、茶券をご提示くださいませ。)

お問い合わせは本山 證誠寺 寺務所まで TEL:0778-51-0636(午前9時から午後4時まで)

 

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大茶盛茶会レポート

去る6月11日に本山證誠寺におきまして、大茶盛茶会を開催いたしました。

まずは、この茶会開催に関しまして、大茶盛席でご尽力賜りました宇野宗春先生、和敬会の皆様、そして副釜席でお力賜りました中嶋宗芳先生並びに社中の皆様ありがとうございました。

そして御影堂と廊下に書道作品を多く展示頂いた、私の師であります伊藤雲峰先生、大変にお疲れ様でございました。

今回も昨年に引き続きまして、想像以上の素敵なお茶会を催すことができましたのも、偏に皆々様のお力添えあってのことでございます。このように多くの方々のご協力を得ることができますと、自分達が思い描いていたものより、より大きな成果を得られ、またそれにより得られる感動は、何倍、何十倍にもなるのだと改めて感じさせて頂きました。本当にありがとうございました。

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当日は、有り難いことに好いお天気に恵まれまして、絶好のお茶会日和(笑)となりましたが、昨年に引き続き、花菖蒲の開花状況は思わしくなく、前年度に引き続きまして多賀様には状態の良い花菖蒲をお借りいたしました。ご協力頂けましたこと、心より感謝申し上げます。

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今年は、大変に多くのお申し込みを頂戴しまして、200名を超えますお客様に来寺賜りました。大変に喜ばしく、また本当に有り難く存知上げた次第でございます。

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当日は、6月でありながら、夏真っ只中といった様子でございましたので、お暑い中参って頂いたのですが、如何せん本寺は空調システムが充実しておりません故、特に大茶盛の席に関しましては、暑さのため不快な思いをなさった方もおられると思います(本人がそれを最もに感じておりました(^0^;))。大変に申し訳ございませんでした、今後はより快適にお席でのお茶をお楽しみ頂けますよう、改善に努めさせて頂きます。今後の事も考えますと、お茶席に限らず、来寺頂けます方々には、お体に触らぬよう配慮させて頂かねばならないと考えておりますし、心地よい空間を得ることができますれば、こちらとしてもご提供させて頂けます仏事、催事の幅も拡がると思われますので、直近の課題として取り組みたい次第でございます。

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また、お茶席ですので、基本的なマナーといたしまして、原則写真撮影は禁止させていただいておりますが、この点も何か良い案があればと思っております。勿論お茶席でカメラのシャッター音が大きく響くことは、決して良いことではないと考えますが、画として思い出に残されたいとお考えになる方々のお気持ちも察するに余りあるわけでございまして・・・。

毎年写真屋さんにお願いはしておるのですが、何でも学校法人を名に打った行事ですとか、結婚式とかいった限定的なものでしか、写真のネット販売はできないとのことで(詳しくは調べてはおりませんが)、後日写真屋さんより頂けますお写真も、こちらがお見知りさせて頂いております方にお渡しすることしかできませんで、満足に皆様にお届けできない状況となっております。そのお写真一枚で、また新たに本寺にお足を向けて下される方もいらっしゃると考えますし、やはりかたちとしての思い出は、記憶をより鮮明なものとして残すことができる、貴重な懐古の品となり得るものと思われます。

大茶盛のように視角からのインパクトが一番脳裏に焼き付くであろうものであれば、尚更に画として残して頂ければ、それが数年経った時でも、また再び大きな喜びを再起していただけるのではと考えます。その記憶より、更に本寺に思いを寄せて頂けますようにすることが、核の命題となってくるのでしょうが、まずはこの写真の問題も、主催者側とお客様双方に取りまして、より良い方向へと導けますよう努力いたします。

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課題と反省は、昨年に引き続き多く残りましたが、昨年に続いてお越し頂けました皆様、加え今年初めて御参寺頂けた皆様、多くの方が楽しんで頂けましたようで、皆様をお出口にてお見送りさせて頂きましたが、その際に「楽しかった」、「また来年も来ます」といった言葉を本当に多く頂戴いたしました。

もし収支の部分のみを見て、今回の結果を鑑みれば、毎年お茶会を行うことの意味合いは大変に薄いものになってしまうのかもしれません。しかし、上記のような温かいお言葉を頂戴いたしますと、それだけでこのお茶会を勤めさせて頂いた意義が満たされる思いになります。勿論先程も申しましたように、このお茶会を契機に、お寺へと普段から足を向けて頂くことが、最終的な目標といえるのでしょうが、契機というにも大変に失礼である程、このお茶会には多くのお客様、そして関係者様のご協力の元、その皆々様と共に、主催者側の私達も本当に楽しく準備から、当日に到るまでを過ごさせて頂きました。

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様々なコンテンツを以て、お寺の可能性を多く発信できましたらと日々考えておりますが、やはりそこには独善的、一方的な満足の押しつけには、決してなってはならないと考えます。双方において慶び、楽しみ、思いやり等々、互いを互いを以て充たす、両方にとって応じるものとなることが、本来的には望まれているのだと、このように多くの方々と親しくさせて頂く機会を頂戴しますと、切々と感じる次第でございます。s__DSC2421
宗教も同じように、一方的な教条主義に陥ってしまっては、そこには本来の目的をも失ってしまうものと思われます。提供する側には、提供する側の責任があることをしっかりと肝に銘じて、まずは思いやりを以て、四摂法の一である「同事」(相手の立場に立つこと)の法に立つことで、本当にその相手が何を求め、何を欲し、または何を廃し、何を必要としていないのか等々、見つめる眼を磨かねばならないと感じております。

それには、やはり直接多くの方とこのように尊い御縁を頂けます機会は、本当に有り難いものでございますし、自分達自らを研磨して頂ける席でありますし、そのように自身を高める御縁を頂戴できたことに対し、こちらもそれを十二分に皆様方に還元させて頂けますよう、日々精進して参ります。如意宝珠のように究極的に磨き上げられることは不可能とはいえますが、まぁゆで卵ぐらいには・・・w、スーパーボールかな、跳ねるし( ̄∇ ̄)

最後になりましが、今回の大茶盛茶会は大成功に終わったといえ、安堵する一方で、また更なる向上を目指しまして、来年へと繋がせて頂きたく存じます。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。今回は、すべての面でご参加いただけました皆々様方に深く御礼申し上げまして、大茶盛茶会の報告とさせて頂きます、ありがとうございました。